汗 かきやすい 動悸の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
58歳 女性
20年ほど前から動悸が酷く、体の調子が良くならない為、漢方薬で体質を変えていきたいと来店されました。
体が熱くなり、汗をかきやすいそうです。ストレスも多く、胃腸も痛くなり、体が疲れやすくなるそうです。背中の張りが酷く、手足は冷える事が多く、低体温で平熱が35℃台だそうです。また、目が充血しやすくなる事もあるそうです。
ブルーベリー、コンドロイチン、グルコサミン、プロポリスなどを飲んでいるがあまり変わらないそうです。
中国医学的には『心血悪阻』、『陰虚内熱』の状態と考えらえます。血を巡らせていく漢方薬、体の熱をとりながら体力を補っていく漢方薬をお渡ししました。
1か月ほどしますと、平熱が36℃ぐらいになってきたそうです。動悸の回数は少しずつ減ってきて、今まで毎日のようにドキドキしていた状態が、疲れると動悸がする状態になるそうです。まだ、体の熱感は酷く、汗は多い状態が続く為、体の熱毒、湿熱を解毒してく漢方薬を追加してお渡ししました。
2か月ほどしますと大量の汗もかかなくなり、ほてりも少しずつ落ち着いてきたそうです。今現在は体調も良い為、喜ばれて続けて頂いております。
中国医学では「心」の血分が不足しやすくなりますと動悸が起きたり、不安感に襲われたり、眠りが浅くなったりする事があります。その為、心の血分を増やしながら血流をよくしていく漢方を使っていく事で動悸がおさまりやすくなります。
体がほてりやすい方、熱くなりやすい方は辛い物、味の濃い物、刺激物などは極力、控えていくようにしましょう。とり過ぎる事で体に熱がこもりやすくなり体調を崩しやすくなります。食事の延長が漢方薬になります。
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